【学ぶ】ジュガの絶対ルール②無呼吸の追求について

今回は「無呼吸の追求」について学んでいきます。

そもそもなぜジュガは無呼吸なのか。

人間の体は呼吸をすると、体内で活性酸素が発生し、体が酸化して劣化するようにできています。

つまり「人はたくさん呼吸をするほど体が錆び、疲れて老けていく」のです。

ということは、逆に少ない酸素量で生活できれば、体は年を取りにくくなります。

ランニングなど酸素をたくさん取り込んで体を鍛える有酸素運動は、一見体に良いことをしているように感じます。

ですが、有酸素運動は体に過剰な負担をかけ、過剰に呼吸を取り込むため、無駄に体を疲れさせ年を取らせてしまいます。

鍛える目的があるならともかく、日常生活をする上で過度な筋力は必要ありません。

本来有酸素運動は緊急事態などの避難行動に活用するべきなのです。

ジュガでは、不必要な筋力をつけるよりも「体が疲れない・年を取らない」ことを重要視しています。

ではジュガでは筋力や体力がつかないのか、といえばそうではありません。

ジュガでは、できるだけ呼吸を制限し、少ない呼吸で通常と同じ運動やパフォーマンスを発揮できる呼吸法を教えています。

もちろん呼吸を制限すると言っても体に無理をさせるわけではなく、むしろその逆です。

このジュガの「無呼吸」を追求すると、限られた呼吸量・限られた酸素量の中で「体が効率的に動こう」とします。

例えば、1リッターのガソリンで「10キロ走れる車」と、「20キロ走れる車」の違いは「燃料効率」です。

人も車も、「効率の良い機能や動き」が備わっていると、同じエネルギーでより大きな力を生み出すことができる。

同じように無呼吸で「体の酸素効率」を上げると、少ない酸素量で効率よく体を動かせるようになります。

そもそも人の体は基本的に「酸素を過剰に取り込み、不必要に体を老けさせる」ようにできています。

酸素を好きなだけ、たくさん取り込んだ方が楽に感じるからです。

人は楽をしようとして、常に「呼吸の過剰摂取」の状態にあると言っても良いでしょう。

呼吸であれなんであれ、「過剰摂取」は体にとって害しかありません。

例えば、人間の体は食べ物を摂取するとそこから必要な栄養を摂り、不要なものは体外へ排出するようにできています。

ところが、食べ物を過剰に摂取すると太ります。

これは「摂取したもの」と「消費・排出したもの」のサイクルが、体の中で正しく「交換」されていない「過剰供給」の状態です。

太った状態は、体の中に老廃物や不必要なものが溜まり体を傷つけますし、太っていることで体のパフォーマンス自体も低下します。

同じように呼吸の過剰摂取も体の中に活性酸素を発生させ、それが体内に蓄積されて体にダメージを与えてしまいます。

食べ物も呼吸も、過剰摂取は非常に非効率で無駄なエネルギーの使い方をしているうえに、体も傷つけるまさに「百害あって一利なし」の行動です。

ジュガでは、こうした非効率で不必要な過剰呼吸を抑え、体が本来必要とする呼吸量に戻す。

そうすることで、いままで体を無駄に錆びつかせ、老けさせてきた悪い代謝をセーブします。

ジュガの一つの目標・ルールがこの「体に無理をさせない呼吸を身に着ける」です。

極端な話、「腕一本、指一本動かすのにも無呼吸を追求しましょう」ということです。

この無呼吸の思考をもう少し突き詰めていくと、食べ物や呼吸といった形のあるものだけではなく、形の無いものに対しても適切な摂取と排出のサイクルを行えるようになります。

例えば、人間関係や他人からの感情・視線、不必要な干渉からくるストレスといった「心を錆びつかせるもの、老けさせるもの」に対しても、過剰摂取せず適切な排出を行って健全な状態を保てるようになります。

老けることがなくなったあとからは、若返りのスイッチが入り始めるのです。

現代の人たちは、食べすぎ、呼吸しすぎ、気にしすぎ…とにかく色々なものを過剰摂取しすぎてキャパオーバーしています。

ジュガの無呼吸を追求することで体も心も疲れにくくなり、外見も中身も若返って健康な生活を維持できるでしょう。

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